今週は引き続き高所の軒先天井の張り替え工事を行いました。
対象部分は全長10メートルを超える大規模なもので、工事を安全かつ確実に進めるため、足場をしっかりと組んで作業をスタートしました。
今回は、軒先天井の張り替えに加え、ハフ(破風板)や木部の塗装工事も含まれる内容です。
足場設置と木部の下塗り
初日は、2人がかりで足場を組み上げ、塗装箇所の掃除と下塗り作業を進めました。
この日は曇り空でも気温がこの時期(11月上旬)にしては高く、夕方まで塗装を行っても塗膜の艶が飛ぶことなく、安定した仕上がりが期待できました。
破風や木部の塗装は耐久性を高めるために非常に重要な工程です。
軒先天井の張り替え
2日目は本題である軒先天井の張り替え作業を開始。
通常であれば軽カル板を直接貼り付けることが多いのですが、今回は工期短縮のために事前に塗装を施したベニヤ板を使用しました。
この方法により、現場での作業時間を削減しつつ、高品質な仕上がりを実現しています。
壁と板同士のつなぎ目にはシーリング材を用いて、隙間を丁寧に埋めました。
天井表面に色ムラや板の繋ぎ目が目立つ箇所があったため、全体を1度塗装し直し、美しい仕上がりを確保しました。
仕上げ塗装と足場撤去
最終日は破風や木部の塗装2回目を行いました。この日は天候にも恵まれ、塗装の乾きが早かったため、仕上がりは非常に良好でした。
その後、足場を解体し、軒先天井と木部塗装工事が無事完了しました。
雨漏り修繕の打ち合わせ
工事の合間には新しい案件の打ち合わせも行いました。
佐倉市にて、屋根からの雨漏りの修繕依頼を受け、現地を訪問。
依頼者様は住宅を購入したばかりとのことでしたが、以前の所有者が行った修理が不十分で、雨漏りが室内にまで広がっている状態でした。
屋根部分の防水対策が最優先事項ですが、その後もリフォーム全体を見直す必要があると思われます。
こうしたケースでは、まず正確な調査を行い、適切な修繕計画を立てることが重要です。
まとめ
今回の軒先天井張り替え工事では、効率的な工程管理による工期短縮を実現しました。
また、佐倉市の案件のように雨漏り修繕や木部補修など、屋根や外装に関する工事は適切な下地処理と丁寧な施工が欠かせません。
当社では、こうした細かな対応を大切にし、高品質な仕上がりを提供しています。
雨漏りや木部の劣化が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。